小説のネタとして思いついた会話が、使いどころが分からないまま一ヶ月以上放置されすぎてるので、
いずれ使うかも分からないけど、とりあえずここに上げる。
我ながら結構意味深なこと言ってる。。。
=====
瑠璃已「宇宙が誕生してから今まで、そしてこれから先。一体何億、何兆、何京のモノが生まれてきたんだろうな」
カオ里「はぁ……」
瑠璃已「100%の可能性をその数で割ったら、小数点以下の0の数が幾つになるのか分かりゃあしねぇ」
カオ里「そっすね」
瑠璃已「それでも、限りなく0に近くても、永遠に0にはならないんだよ。造物主が定めた世界の構成定理ですら、変成する確率は0じゃねぇからな」
カオ里「……」
瑠璃已「現実的でないと笑うもよし。何となく曖昧な返事をするもよし。
ただ、この世界が強固永遠なものだという保証が何一つ無い以上、馬鹿にできた発想でもないぜ。
そして俺は、気が遠くなるほどの0の山を超えて残った可能性を、ある時はうっすらぼんやり、ある時は切実に、信じたいね。信じる奴でいたいね」
=====
カオ里「『絶対』が無いこの世界で、今のところ一つだけ『絶対』と言えることがあるっすよ」
瑠璃已「何ぞ?」
カオ里「『絶対』が無いこと、っす」
瑠璃已「はは、違いねぇ」
=====
大体いつもこんなこと考えてる。
低すぎる可能性を信じることは効率が悪い。
けど、効率や理屈では説明できないことを信じる気概を失っちゃいけないと思う。
時々思い出したように、こんなことを考える夜……。
0 件のコメント:
コメントを投稿