2012年12月19日水曜日

KETSUNOPOLIS 8/ケツメイシ


KETSUNOPOLIS 8(公式サイトディスコグラフィー)
2012年12月12日発売。
CD+DVD:¥3,990
CDのみ:¥3,150
1. 脳内開放 - know ya mind free
2. LOVE LOVE Summer
3. guruguru
4. ASIA
5. GOKON Queen
6. moyamoya
7. ボラーレ - Nel Blu, Dipinto Di Blu(Album Mix)
8. papamama syndrome
9. 愛に恋して - fallin in luv with a Love
10. Dearest our...
11. Running man
12. 合わせた手のひらの間 - in between the two palms
13. YOUR WAY
avex移籍後初のアルバム。
移籍発表後から気になってたのが、次のアルバムジャケットがどうなるのかということだったのですが、
(だってあの独特なデザインはケツメイシのアイデンティティみたいなもんだし、『ケツノポリス』のタイトル然り移籍しても継承してほしいものでしたからね)
流石、巧い落とし所を見つけてくれたもんです。
関係無いけど、写真右下の日付がゾロ目なのは狙ったんですかね?
そういえば先行シングルも11月11日発売だったしなぁ。

楽曲については、先に発売している『LOVE LOVE Summer』『moyamoya/guruguru』2枚のシングルを聴いて思っていた通り、全体的にディスコテイスト溢れる印象。以前と比較すると明らかにエレクトロ方面を向いてますね。
前作くらいから徐々にその片鱗は見せてましたが(前作の『フューチャートラックス』とか、前作特典の『激情』とか)、でもあの頃は『お二人Summer』や『闘え!サラリーマン』など、まだまだJ-POP的サウンドの曲も健在だったので、移籍後の腰を据えてエレクトロに取り組み始めたその変化には驚いてます。
ええ、大好物なのでウェルカムですともー!

以下、曲ごとの感想です。


1.
やばいやばいやばい、これはまじでやばい、アドレナリン放出され過ぎて辛いわ。
ライブで1曲目に持ってこられたらいきなりテッペンですわ。その後最初のMCまでに燃え尽きれる自信あるわ。どんだけ体力無いねん自分w
それくらいやばい曲。トランス×フォークロアは弱いんですすみません。

2.
シングル曲その1。夏曲を数多く作ってきたケツメイシだけど、こんなにBPM高いのは珍しいっすねぇ。
前の『お二人Summer』が直球ケツメイシ節だっただけに、新機軸を打ち出した記念的な作品です。そしてPVでもしっかり笑かしてもらいましたw

3.
シングル曲その2。こちらはPVがゾクッときます。ええと、……素より特殊メイクの方がイイナーなんちて。
私事でアレですけど、自分が作ってる小説の世界観とカチッと合ってて、お気に入りです。
ラブサマとは違ってBPMも遅めなどっしりとしたエレクトロです。こういうのも好き。

4.
アジア万歳! な曲。これはライブで大さんにガンガンアジってほしいな~アジアだけに(うまくない!)
自分の中では別名「スタイリッシュケツメイシ」(笑)

5.
かなりテンポ速いのに、歌詞の内容がスルスル入ってきた。こwwれwwはwwwwww
『guruguru』であれだけ女性持ち上げといて、まさにあげくだし!!
「え、いいの? 何だかごめんなさ~い」にいろんな意味で爆発したw 女怖ぇ;;

6.
シングル曲その3。
正直、シングルで続けて聴くと『moyamoya』と『guruguru』の曲調が似てるな~、って思ってたんですが、すみません。
似てるだけにちゃんと対になってるのね、パーソナルな『moyamoya』とグローバルな『guruguru』。
自分の好き度で言うと後者の方が上だけど、すみません。こっちも好きですよ。
全くの余談だけど、シングルジャケットが逆向きにセットされたトイレットペーパーだけど、私の場合あれはmoyamoyaする間も無く正方向にセットし直します。即行です。

7.
『LOVE LOVE Summer』c/wのアルバムバージョンです。SEが入ったり、微妙~に変わってるね。
先生! 私は原歌詞バージョンが聴きたかったです!!

8.
ケツメイシはしばしばこういう、救いが無いというか冷酷というか、ただ甘いだけじゃない曲を作るね。
でも確かに童心を思い出してみれば、こういう世界の悪いことが全部自分のせいみたいに感じることもあったよね。
これは、聴いた人がこの子に対してどう接してあげられるかって考える作用があるね。
それにしても、最後のドアが閉まる音が怖い……;;

9.
10.
11.
(えっと、その、何だ。嫌いじゃない、嫌いではないんだ。ただ、まぁ、……。ごめんなさい、今は気の利いた感想が出てきません。前半(*´Д`)ハァハァ言い過ぎた……)

12.
この曲は、ラストのRyojiさんの長い長いシャウトがとにかく圧巻だ。何のボーカルテクニックも使わない、ただひたすらの長い叫び。
この間行ったゴスペラーズのコンサートでも思ったしこの曲を聴いても思ったけど、息の限りロングトーンを続けるそれだけでも歌に気持ちを込められるんだって気付いた。
あと、「踏み出して」という言葉に、「あぁこの人たちはデビューしてから今まで変わっていないんだなぁ」と安心しました。『こっちおいで』と違うのは、ほんの少し視線が外に向いただけなんだなぁ。

13.
ライブの、アリーナ会場でこの曲を全員で大合唱する様子が想像できます。震えるでしょうなぁ(次のツアー、現時点で行けないけど……)。


各所のレビューやサイトの掲示板では賛否両論のようですが、そして賛の人も始めは否だったようですが、私もそういう意見でしたが。
そういう中で出たアルバムなので、いろいろ考えちゃいましたよ。お陰ですっかり長くなっちゃった。
ただ、クラブケツメイシでRyojiさんも言っていたけど、メンバーにとってはやりたいことをやりたいようにやれている環境で作った作品、ということなので、当人たちの気持ちについてはそういうことなんだ、と納得してます、私はね。

(゚ー゚*)。oO(大体、今回の変化は私には好ましい結果だったわけだし)
(゚ー゚*)。oO(楽曲制作の代謝が激しい兄さんたちが、これから先ずっとこの路線で行くわけでもないし)
(゚ー゚*)。oO(それともアレか、avexに行ったから、次回はユーロビート方面に行っちゃいますか?)
(゚ー゚*)。oO(そちらも大好物ですともよ!!)

なので、あんまり悲観的ではありません。


ただ、まぁ、日本じゃやっぱりエレクトロサウンドは馴染みが薄いんだなぁ。
ヘアブレもエレクトロに行ったら、とある人は「昔のが良かった」って言ってたし……。私はエレクトロなヘアブレも好きだった。早く帰ってきて……。

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