2012年1月16日月曜日

長崎活版巡礼展

2011年12月3日。

Twitter仲間同士の、去年から恒例と化しつつあるドライブイン鳥忘年会があったんです。

が、今回はその前に行った展覧会の話。

同日~12月11日まで長崎県美術館で開かれていた、「長崎活版巡礼展」のレポートです。

 

毎週愛読している長崎新聞の生活情報誌「とっとって」が300号記念で、特別協力されたらしく、当日は取材に来てたり、とっとってでお馴染みの長崎新聞の広報部長、

ダックに会ってきたのですよ<br />
アヒ(ダック)さんに会うのが目的の半分近くだったのですが。

いやいや、それでも活版印刷には(主に活字の種字に)興味があったし、ワークショップもあるとのことで、うかがったのですよ! けしてダックをもふもふしたいとかそういう目的だけのためでは……!!

 

言い訳はともかく、案内に従って、美術館2階の屋上庭園へ出る扉の手前にあるアトリエへ。
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幕末期に長崎奉行所で使われていたという種字! 現存してるのがまたすごいな。

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これが印刷機。上に付いてる円盤みたいなのは、インクを広げる板。
印刷の仕方は、言葉じゃちょっと説明しづらいな。
各自調べて下さい(ぉぃ!

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今回一番滾ったポイント。種字がいっぱい入ってるにょ~!! みっしりずらっと感がたまらん!!

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で、今回はこういう絵柄とか、

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こういう絵柄を印刷。これは長崎のデザイナーさんが考案したものらしいです。全部で4種類ありましたが、時期柄冬っぽいデザイン多めでした。

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もう一つ、自分で種字を組んで名前やメッセージなどを印刷するのもやらせてもらいました。

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自分のハンドルネームをば。

これらのワークショップは一人100円で体験できました。楽しかった!!

 

印刷業界は今後はデジタルツールへの移行が進んで、当初の目的であった「文章の紙媒体への印刷」部門は縮小していくのでしょうが、これからはアートの方向に姿を変えて残っていくんだろうな。
アートでも最近CGの風潮が広がりつつあるけど、人間が五体を使って表す芸術は絶えることはないでしょう。人間が手で触れられる世界を捨てない限りはね。

うぬ、やぱり活版のこの紙のへこみ具合がいいねっ、ぐっとくるね!!

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